今日はモデルハウスに関するこれまで書いてきたブログを一気に読めるようにまとめてご紹介します。
平屋モデルハウスまとめ記事コンテンツ
- 建物コンセプト
- 間取りと仕様
- 住宅性能と省エネ性能
- 内覧の際に多かった質問
- エアコン稼動前とエアコン稼動後の表面温度を比較してみた
建物コンセプト
『ゆったりと暮らせる郊外の平屋』は、福山市の北部加茂町にあります。
加茂町は自然に囲まれた山あいの地域と、住宅や会社、店舗、工場などが多い市街地のどちらもある地域です。
主要公共施設が多い神辺町へのアクセスは車で10分程度で到着出来る距離にあり、利便性がいいことから子育て世代の定住も多い地域です。
平屋モデルハウスは、“自然の豊かな郊外の町でゆったり暮らす“をライフデザインのコンセプトして平屋を設計しました。
子育て世代からシニア世代まで生活対応ができます。
見どころの一つに、前面道路から視線がさえぎれるエリアに、中庭とウッドデッキを配置しました。
↓前面道路から撮影。中庭は見えません。
中庭の四季の移ろいを感じたり、ガーデンパーティーをしたり、洗濯物を干したり、中庭やウッドデッキは、住む方の暮らしに合わせて多様に活用出来るスペースです。
間取りと仕様
敷地面積268.97㎡(約81坪)に建物面積が99.37㎡(約30坪)の平屋です。
想定人数を4~5人家族向けの建物規模で、間取りが3LDK+ユーティリティー+外部土間収納になります。
仕上げ、素材については
ナッカデザインの多い仕様、仕上げ素材構成です。
屋根材:ガルバニウム鋼板
外壁①:ノンクラック工法塗り壁
外壁②無垢の板張り
室内床材①:無垢のオーク(楢)床材
室内床材②:塩ビタイル
室内壁①:ドイツ製の漆喰の塗り壁
室内壁②:タイル張り
外部倉庫:OSBボード仕上げ
換気:第一種全熱交換型換気システム
玄関戸:YKK イノベストD50
サッシ:YKK430高性能トリプルガラス樹脂サッシ 一部YKK330ペアガラス樹脂サッシ
お風呂:ユニットバスTOTO1坪タイプ
キッチン:システムキッチンLIXIL I型 2550
食洗機:miele 60センチタイプ G7314C SCU
洗面台:製作洗面カウンター幅1230mm
ベースとしている仕上げや素材選びは
メンテナンスサイクルが少しでも長いもの、修繕にかかる費用が抑えることを優先にした仕様・素材選びをしています。
キッチンレイアウトは、ご要望が多い造作壁対面キッチンでダイニングとも近い配置にしています。
キッチンとダイニングの間を高さが100センチ程度の造作壁(腰壁)で仕切っています。
キッチンに立つと、ダイニングやリビング、和室に居る家族が見渡せ様子がうかがえます。
食洗機は、ナッカデザインがキッチンの仕様でオススメさせて頂いているミーレ社のG7000シリーズよりG7314C SCU(60センチタイプ)を導入させて頂きました。
住宅性能と省エネ性能
平屋モデルハウスも、もちろん高性能住宅です。
断熱性能
HEAT20 G2グレード以上
UA値 0.34
Q値 1.29
C値 0.14
省エネ性能
太陽光発電なしBEI(一次エネルギー消費性能基準)は、0.64です。
内覧の際に多かった質問
モデルハウスの玄関アプローチは洗い出しの土間コンクリート仕上げです。
通常の土間コンクリート比べると違いがわかりやすいと思います。
洗い出すことによって、コンクリート内で練り込まれていた砂利が表面に出て目視できます。
戸袋式の引込み戸の引出し手になります。
壁と壁に挟まれた扉を閉める際に引出し手を使って挟まれた扉を出します。
室内側にあるロール式の網戸になります。
こちらも引出して使用します。
照度&人感センサー付フットライトになります。こちらの照明は暗さと人を感知して点灯します。。
夜暗い廊下を照明のスイッチを押さなくても点灯するライトです。
昼間ですが・・・周囲を暗くすると、このよう点灯します。
↓
換気システムの吹出し口になります。
換気システムの排気吸込み口になります。
天井点検口(換気システム用)になります。
こちらを開けると第一種全熱交換換気システムの本体が入ってます。
第一種全熱交換換気システムは、室内の暖かい(涼しい)空気を入れ替える際、熱交換システムがプラスされた換気システムによって排気の熱90%を回収・交換することで冬は暖房の熱を逃さず、夏は冷房の冷気を逃さないため、換気を行いながらも外気による室内の温度変化をふぜぎます。
エアコン稼動前とエアコン稼動後の表面温度を比較してみた
屋外から建物の外壁表面温度をサーモカメラで計測しました。
左側が6月23日撮影:サーモカメラの温度は39.6℃
右側が7月28日撮影:サーモカメラの温度は48.6℃
サーモカメラ温度はの画像左上に表示されます。
外壁の表面温度は外気温にあわせて温度が上昇していることがわかります。
室外機上部のエアコン配管はエアコン稼動前は目立たなかったのですが、エアコンを稼動し始めると外気との温度差で配管の位置がわかりやすくなりました。
続いて、朝日が一番良く当たる中庭の外壁を測ってみました。
前回6/23の計測時間帯が太陽がほぼ真上にある正午前だったので、軒の影がサーモカメラの温度差で違いが出てました。
今回7/28の計測時間帯は正午を過ぎの暑い時間帯で計測したので、外壁に日光があたっているいないの差が表面温度に出てしまいました。
外部の外回り最後が玄関です。
7/28計測はサーモカメラに写る全体の表面温度が高かったため、玄関ドアのカメラ表示の色が青く写ってますが38℃あります。
↓上部2枚外部の画像
↑下部2枚玄関戸の室内側画像
前回6/23の計測結果で 屋外側30.1℃ 室内側24.6℃ 温度差-5.5℃でした。
今回7/28の計測では、屋外側38.4℃ 室内側25.3℃ 温度差-13.1℃でした。
こちらの玄関戸YKKイノベストD50を販売中のモデルハウスでは採用しています。
室内の表面温度を比較していきます。
前回6/23の計測時はエアコン未稼動のリビングの室温は27.7℃
今回7/28の計測ではエアコンを25℃設定で9-18時の蓄熱しやすい時間帯に稼動しています。
エアコン稼動中のリビングの室温25.2℃。
天井表面温度27.4℃
壁表面温度27.8℃
床表面温度25.3℃
エアコンが設置しているLDKは快適です。
モデルハウスは現在エアコン1台で室温を調整しています。
LDKから離れたエリアの壁の表面温度も計測しました。
↓
エアコン稼動前とエアコン稼動後の表面温度を比較してみたまとめ
HEAT20 G2グレードの家でエアコンを25℃設定で稼動時の室内温度差は下記の結果でした。
外気と室内の温度差
13.5℃
室内の天井床の上下での温度差
2℃
エアコン設置LDKとLDKから遠い寝室の温度差
1.8℃
以上が現在販売中のモデルハウスに関するブログ記事のまとめです。
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ナッカデザインの事務所は、福山市神辺町になります。
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私たちの会社は有限会社N’s / Nacca Design、福山市神辺町にあります。
福山・備後エリアを中心にお客様の快適な暮らしを叶えるために注文住宅の事業をはじめ、戸建住宅やマンションの修繕工事やリフォームを手掛けています。
創業のきっかけであった、防水工事業の設立当初より「ものづくりへの探究心と技能技術の向上と継承」を理念におき、住まいと暮らしの住環境を通じて人材の育成、技能技術の継承に取り組んでいます。
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