今日は家づくりや建替えに関わる情報について書きたいと思います。
先月8月20日広島県の都市計画課より『市街化区域内の土砂災害特別警戒区域を市街化調整区域に編入(逆線引き)する取組について』の公示がありました。
詳細は下記URLの広島県ホームページよりご覧ください。
↓
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/105/gyakusenbiki.html
ざっくりの解説
広島県は、令和3年6月時点で全国で最多となる、急傾斜地崩壊危険箇所、土石流危険渓流数があり、土砂災害の危険性が高い地域です。
豪雨による被害が繰り返し発生に加えて、進行する人口減少・超高齢化社会に対しての都市、街づくりも考慮した上で、現在、市街化区域内にある土砂災害特別警戒区域が段階を経て、調整区域になる取り組み(逆線引)が進みます。
数十年後、これまで市街化区域だった土地が調整区域に変わることがあります。
住宅ローンとレッドゾーン
令和3年3月に長期固定金利住宅ローンのフラット35Sを取り扱う住宅金融支援機構は、2021年10月から土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)内での新築住宅の建築、購入の場合フラット35Sの融資が利用できなくなることを発表しています。
↓
https://www.flat35.com/topics/topics_20210603.html
これから物件購入、新築、建替えの際に、住宅ローンを利用する場合には安全な場所かどうか?という審査基準も加わります。
今一度、ハザードマップなどの確認をしてみてください。