普段何気なく見ている壁や天井、その中身はご存知ですか??
ナッカデザインも出がける『木造軸組工法』の壁や天井は、木と木の間の空間を利用して様々な施工が可能です。
人のすみかになる壁や天井の役割を考える
壁、天井の役割①
雨・風・雪・雷などの自然環境や、危害を与えるものから身を守る。
壁、天井の役割②
音、匂い、視線を遮る。
壁、天井の役割③
断熱材やを施し、省エネ性能、快適性にかかわる役割。
壁、天井の役割③
ライフスタイルの合わせた活用。
暮らし始めてから利用する壁は、壁掛けTVやニッチなど…壁は間仕切り以外に活用される壁の役割の代表例です。
ニッチや壁掛けインテリアの壁は、どのようにして出来るかを解説します。
1⃣設計士とご要望打合せ
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間取りがきまったら、どの箇所でどんな物を置きたい使いたいを打合せさせて頂きます。
その後、展開図(てんかいず)などで高さや細かな位置を確認していきます。
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2⃣現場施工
設計との打合せののちに、工事が始まり棟上げ(上棟)後の家の壁は、外壁回り耐力壁の部分しかありません。
この段階で雨・風・雪・雷などの自然環境や、危害を与えるものから身を守る壁が出来ます。
その後、断熱気密工事が施工され 省エネ性能、快適性にかかわる役割の壁が完成します。
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さらに工事は進み、ライフスタイルの合わせた活用の壁が大工さんによって造作されて行きます。
ここで大工さんは、木を柱と柱あいだの空間内部に木下地(もくしたじ)という造作を行います。
この木下地があることで、暮らしはじめてから取付ける、壁掛けテレビや重量のある鏡やインテリアや物干しパイプなどを安心して取付ける事が出来ます。
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ちなみに・・・大工さんが造作中のニッチはこんな感じです。
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完成するとこのようなくぼみの壁を私達はニッチと呼びます。
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いかがでしたでしょうか??
快適で暮らしやすい家の壁には様々な造作が施されています。
そんな見えなくなる前に壁の中についてのお話が聞きたい、相談したい方は・・・
にて設計士、省エネ建築診断士と気になる事の質問やご相談が気軽に出来るイベントです。
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