2019年10月5.6日開催の完成見学会チラシ裏面のコラムをブログでもコラムとしてご紹介させて頂こうと思います。
チラシがこちら↓
前回のコラム
『なぜ高性能(高気密高断熱)の家が増えてきているの??#01住宅歴史編』の続編です!!
まだご覧になられていない方は下のボタンから#01住宅歴史編を読むことができます。
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本題!!
なぜ高性能(高気密高断熱)の家が増えてきているの??#02
それは住宅を選ぶプロセスの段階に答えがあります。
住宅を選ぶ為のプロセス
① あたらしい家での暮らしを想像する
② 想像する暮らしに必要な要素や条件の情報収集
③ 収集した情報を整理する
④ あたらしい家の必要条件が明確になる
あたらしい家での暮らしを理想に近づけるために、情報収集は欠かせない要素ですが実はこれ以上に大切な要素が『③収集した情報を整理する』です。収集した情報を実現するにあたって予算、必要性、費用対効果、メリット、デメリットなどを検討することであたらしい家のテーマ(基本理念)が決まります。
この段階で住宅性能がよい家を希望する方が増えたことが冒頭の答えになります。
そして高性能住宅と言うキーワードも数年前に比べると増え、出版物、インターネットの記事、動画などさまざまな情報ツールから発信される情報量も増えました。
住宅性能がよい家のメリット・デメリット例
【メリット】
・漏気を減らして省エネと快適性の向上をすることでランニングコストを低減できる。
・壁体内に通気層と気密層を設けることで壁内結露を防止し構造体の長寿命化が可能になる。
・結露の抑制はカビやダニの繁殖をくいとめハウスダストが引き起こす疾患の予防手段になる。
・各部屋の温度差を解消することでヒートショックになりにくく身体への負担が軽減される。
・気密性が高いことで、すきま風など外気の自然流入を防ぐことができる。
【デメリット】
・建築費用、設備費用がかかる。
・調理臭、ペット臭が気になる場合は別途工夫が必要。
・気密層に穴を開けないように気をつけなければならない。
・夏は日差しを入れない工夫が必要。
住宅性能にはグレードがある
近年の住宅及び住環境は、地震時の安全性、夏涼しくて冬暖かいといった室内の快適性、光熱費が抑えられる省エネ性など性能の需要が高まっています。
そして性能がいい家と一言でまとめるのではなく
住宅性能のグレード=等級を知ることで、どの性能基準にして 選んで行くのかが大きな分かれ道になります。
知らずに後悔されるより、知ってから選ぶことが先決だと私たちは考えます。
2021年4月からはご契約時に必ず家の省エネ性能の説明が義務化されているので、契約の時に家の省エネ性能を初めて知ったとなる事もあるかもしれません。
住宅会社さん選びの際の確認項目で、どのグレードまで設計・施工が可能かを是非チェックしてみてください。
高性能な住宅を体感すること
室内温熱環境は、写真や言葉では伝わりにくいので完成した家の見学をすることをおすすめします。
そこで体感した経験をもとに、自身が求める居心地がいい家の室温環境を把握することができます。
また、ナッカデザインでは定期的に完成見学会、気密、断熱、構造の現場見学会を開催しています。
2019年10月5.6日で完成見学会をしたお家の性能数値は
Q値 0.83w/㎡k(断熱性能)
UA値 0.25w/㎡k(断熱性能)
C値 0.07c㎡/㎡(気密性能)
2019年10月5日6日の完成見学会の受付は終了しました。
次回の完成見学会のご案内が必要な方はお問い合わせから
住所、お名前をお知らせください。ご案内状を送らせて頂きます。
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