今週は地鎮祭、解体祭が続くので建築の祭り事について
建築で行われる地鎮祭は「じちんさい」や「とこしずめのまつり」と
土木工事や建築などで工事を始める前に行う、その土地の神(氏神)を鎮め
土地を利用させてもらうことの許しを得るお祭りにあたります。
一般には神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されております。
また地鎮祭には神式と仏式があったり、農業関係者が執り行う地鎮祭も日本にはあります。
さて!!
本日は『解説!!はじめての地鎮祭』と題しまして
ナッカデザインの地鎮祭の様子を式次第をベースに流れを画像と共にご紹介します!!
地鎮祭を始まる10分前位にお施主様と現地で合流。
開式前に簡単な作法などの説明があります。
説明が終わったらいよいよ開式です!!
一同互礼
式の始まりに気持ちを揃えお互いに礼。
開式太鼓
太鼓と笛で開式の儀を行います。
修 祓(しゅばつ)
祭場や参列者のお祓いを行います。
浅い礼をしてお祓いを受けます。
降 神(こうしん)並びに 献 饌(けんせん)の儀
神籬(ひもろぎ)に神様をお迎えする行事です。深い礼を行う。
神様にお供え物をします。
祝詞奏上(のりとそうじょう)
土地や建築の守り神様に、心を込めて事の無事を神主がお祈りします。
一緒にご祈念し、この間は深い礼を行う。
清祓(きよめはらへ)の儀
鬼門等敷地の四方と中央をお祓いします。
地鎮(じちん)の儀/穿初(うがちぞめ)の儀
『栄(えい)』と言う発声と共に所作3回に行います。
お施主様→お施主様ご家族の順に盛砂にクワをいれていただきます。
地鎮(じちん)の儀/盛砂(もりすな)の儀
『栄(えい)』と言う発声と共に所作3回に行います。
こちらは施工会社の代表者が行います。
地鎮(じちん)の儀/鎮物(しずめもの)埋納(まいのう)の儀
『栄(えい)』と言う発声と共に所作3回に行います。
こちらは神主が行います。
玉串奉典(たまぐしほうてん)の儀
案上に奉典し、2礼2拍手1礼の作法にてお祈りします。
(1)施主様 (2)施主家族様 (3)施工様
撤 饌(てっせん)並びに 昇 神(しょうしん)の儀
お供えをお下げします。
神様に元のお社にお帰り願います。
一同互礼
式の終わりに気持ちを揃えお互いに礼。
直 会(なおらい)
御神酒をお下げし、工事の無事を願って一同で乾杯します。
以上が地鎮祭の流れになります。
御初穂料をお納めいただくタイミングは
開式前の準備のタイミングと直会(なおらい)後の片付けられる前のタイミング
どちらかでお渡し下さい。
以上『解説!!はじめての地鎮祭』でした。